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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第32章 肝試し
「なんか…聞こえなかったか…?」

笹山は腰の動きを止めないまま、顔を上げて呟く。

「んひぃ…ん♡千恵美か…望のぉ…喘ぎ声なんじゃ…ない…?あはぁっっ…♡ねぇ…もっとしてぇ…!?」

壁に手をつき、ジーンズと下着を膝までずらした状態で芙美は笹山に後ろから突かれていた。長い脚と小さく引き締まったヒップが厭らしく揺れる。

笹山の手は芙美のシャツに潜り込み、その程よく膨らんだ美乳を揉みしだいていた。

笹山の太くはないが、長い肉棒に奥を突かれて、芙美は快感に喘いでいた。笹山はあまりテクニックはないが、その筋肉の体に合った持久力を持つ。なかなかイケない芙美にとってはその長さと持久力は魅力的だった。

何かと肉体自慢が激しく脳筋の笹山に対して、芙美は好きとか、愛だのの感情はない。一緒にいても大して楽しくもない。しかし、SEXの相性はいいので、付き合ってるに過ぎない。
実際、芙美には本命が別にいる。遠距離恋愛であるので、笹山にもバレていない。いずれは笹山を切り、その人と結婚するつもりだ。

お山の大将の笹山といれば、そこそこ甘い蜜が吸える。そのために楽しそうな演技してまで付き合っているのだ。

笹山は厭らしく誘う芙美を見て、ニヤリと笑う。
いつ見てもいい女だ。
茶髪の長い髪に小さな顔。美しい清楚な顔立ち。そして、ほっそりとしながらも、出るところは出た抜群のスタイル。
笹山の肉体に興味を持ったのか、芙美の方から声をかけてきた。笹山はすぐに芙美に夢中になった。
唯一の不満はSEXする時は必ずゴムをさせられることだろう。野外だろうが、学内であろうが、SEXはさせてくれるのに、生は絶対ダメと言われている。したら別れると明確に言われているので、笹山も無茶出来ない。
芙美からすれば、いずれは切る男。望まぬ妊娠などしたくないのだ。

そんな関係の2人は結局、聞こえてきた声を気にすることなく、笹山がゴムの中で射精し、行為を終える。

笹山は自分が吐き出したものが入ったゴムをポイッと投げ捨て、身なりを整える。芙美もボディシートで身体を拭き、服をきれいにする。

すでに小一時間は経ったであろう。

そろそろ合流しないとマズいかと2人は思い始める。

「静かだな…。奴らどこにいるんだ…?」

全く物音がしない廃墟。自分が勝手に別々の行動を提案したのに、他の奴らの姿が見えないことに苛立つ笹山。
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