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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第32章 肝試し
「みんな、上に行って待ってるんじゃない?2人ともすぐ逝っちゃうって、千恵美も望も言ってたし。」

女が小馬鹿にしたように言う。

「ははっ!そうだな。奴らも俺みたいに鍛えないとな。なら、上に行くか?」

女の言葉に男は満足したように高笑いして、階段に向かい始める。

その様子を影はじっと見下ろしていた。

2人が最上階を目指して来ることを確認し、影は行動を開始する。

男の方は190cm近く身長があり、Tシャツがはち切れんばかりの筋肉を持っている。柔道かラグビーか。何かスポーツをやっているようなしっかりした動き。

それでも影から見れば素人同然ではある。

しかし、影は油断しない。ちょっとした油断が命取りになることを影は身を持って知っている。この世界に絶対はない。

だからこそ、万全の体勢で2人を迎え撃ち、罰を与えなければいけない。

そのための準備に影は取り掛かる。

影が今いるのは最上階にある元々は結婚式場に使われていた場所。隣にはチャペルが併設されていた。

今はほとんどのものが朽ち果てているが、チャペルの前方にはステージと、大きな十字架が残る。
結婚式場もいくつかのテーブルや椅子。そして、花嫁花婿の座る一段高くなったステージがそのままになっている。

そこに影は男と女を縛り付ける。ステージの上でボロボロになり、あちこちから血を流し、下半身丸出しの状態で男は意識なく縛られる。

隣に女も縛り付ける。ビリビリに引き裂かれた服。美しい裸体を晒すようにして、女も縛り付けられた。

こうして、上がってくる2人を出迎える準備が出来た。

神の前で罰を与える。

神を信じない影はその思考に薄ら笑いを浮かべるのであった…。
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