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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第32章 肝試し
結婚する2人が神の前で愛を誓い合うための場所…チャペル。
しかし、今はボロボロの廃墟と変わり果てている。参列者が座るベンチのほとんどは破壊され、ヴァージンロードは黒に変色し、薄汚い。唯一残る十字架が壊れた天井から差し込む月明かりに僅かに照らされている。

そのなんとも言えない雰囲気が漂う場所に引きずり込まれた芙美。

「ち…千恵美っ!?望もっ…!?」

芙美がそこで見たのは十字架に縛られた千恵美と望だった。2人は両手を万歳するように、十字架の上の方で縛られている。
千恵美の方は服をボロボロに引き裂かれ、その豊かな胸や大事な部分を露出させた状態で、望は服は乱れていない。2人とも意識を失っているようだ。

「あ…あぁっ…。千恵美…!だ…大丈夫なのっ…!?ねぇ…望も…起きてっ!?どうしたのっ!?」

「1人はすでに罰を受けた…。これからお前ともう1人に罰を与えるのさ…。」

芙美の頭を掴んだまま、影が言う。

「なっ…何なのよっ!?あなたはっ…!?罰って何よっ!わ…私達…何にもしてないわよっ…!」

芙美は勇気を振り絞り、そう反論する。しかし、影は全く意に介さない。

「俺の安寧を脅かした…。それだけで万死に値する…。」

「そ…それだけのことで…?そ、そんなっ!?嫌ぁっ…!か…帰してっ!帰るからぁ…!放してよっ!キャンっ!?」

影が再び芙美を引きずり、十字架の下へと運ぶ。そのまま、芙美を強引に十字架に縛り付ける。十字架を囲むように縛り付けられた3人。

その時に芙美は見てしまった。千恵美の下半身から垂れる精液のようなものを…。そして、微かに匂う情事の後の匂い。

芙美は理解する。影の言う罰が何かを…。

「い…嫌あぁっ…!な…何するつもりよっ!?ば…罰って…そういうことっ!?嫌よっ…!だ、誰が…あんたなんかとっ!さ…最低よっ…!罰とかなんとか言って…ヤリたいだけでしょ!?離してぇ…!」

「女に罰を与えるのに1番効果的だからな…。お前は最後にしてやろう…。そこでもう1人が罰を与えられるところを見ておけ…。」

影が平然と答え、望の服に手をかける。髪をショートボブにした背の小さめな望。可愛らしい小動物を思わせる雰囲気の望。服は清楚なワンピース。
それを影が無理やり引きちぎる。ビリリッと胸元が破け、ブラが露出する。千恵美よりさらに豊かに盛り上がった3人の中では1番の巨乳。
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