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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第32章 肝試し
狩野は十字架に縛られた女を見下ろす。狩野の母親は豊満な身体付きをしていて、胸もお尻も大きく、柔らかさに溢れていた。
対して、目の前の女は若さに溢れ、引き締まった身体付き。胸はしっかり膨らんで形もいいが、母親ほど大きくはない。ジーンズに包まれた脚は細く長い。母親とは違う。

身体だけなら先ほど犯した女のほうが近い。

しかし、顔が似ている。特に目だ。計算高く男に媚びを売る瞳。それが母親そっくりだ。8歳だった昔のことでも、狩野は強烈に覚えている。

自分の初体験。それも母親で童貞を捨て、そのまま殺したのだ。忘れられるはずがない。

そんな母親と似ている女性に狩野は異常な興奮を覚える。縛られた女のジーンズに手をかけ、脱がしにかかる。

「や…やだぁ…。やめてぇ…!脱がさないでっ!」

芙美は何故か先ほどより興奮している男に恐怖していた。少し前まで真っ黒な影しか見えず、得体の知れない恐怖に怯えていた。今、姿は見えたが、あまりに異質な雰囲気を纏う男にやはり恐怖する。

芙美の懇願虚しく、全裸にされる。

男がジロジロと芙美の身体を視姦してくる。

「嫌ぁぁ…!み…見ないでっ!もう…お願いだから…許してよ…!」

20数年前の母親も同じように言っていた。8歳の息子に全裸にされ、自分が生まれた場所を見られる羞恥に母親は「許して」と言っていた。リフレインする脳内の映像。それが狩野の興奮を煽る。

「だめだ…。お前を浄化せねば…。あらゆる穴を…浄化せねば…。」

芙美は男の言葉に気が遠くなる。望のようにアナルも口も犯されることを宣告されたのだ。

男は芙美を縛るロープを外す。しかし、すでに心折れ、恐怖に支配された芙美に逃げる気力はなかった。
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