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第32章 肝試し

「んひぃっっ…♡や…やだぁ…！中はあぁっ…！だ…射精さないでぇ…！んはあぁっん♡あぁっ…ああぁっ…！で、出てるゅぅ…！？熱いぃっ…♡はああぁぁっんん！！んひぃっっ…♡凄いたくさんっ…！？あはぁっ…ん！いぐぅっ…♡いくいくぅっ…！！んはああぁぁっ…んんっ！！」

芙美は自分の膣内に熱く滾る精液が流れ込むのを感じた。その瞬間、目の前が真っ白になる。身体が痺れるように震え、チカチカと星が飛ぶ。

『あ…ぁあ…。こ…これが…浄化…なのね…。身体中が熱くて…真っ白に…。こんな世界があるなんて…。』

芙美は堕ちた。深い深い快楽の底へと…。

芙美の意識はそこでプツリと途切れた。その顔は満足そうな笑顔になっていた。



狩野が浄化と呼ぶそれは、女性側からすると初めて与えられる強烈な絶頂にすぎない。狩野に犯され、異常な事態の中で、強制的に与えられる人生初の快感。その快楽を浄化されたと勘違いする。そして、女性達はさらなる浄化を狩野に求めるようになる。

狩野から見れば反抗的だった女性が従順になり、裏切らなくなるため、やはり浄化なのだ。


狩野は意識を失った３人を運び出す。向かうは隣の披露宴会場。そこにはまだ浄化しきれていない者達がいる。

その者達の心を折り、完全に浄化しきるため、狩野は動き出す。