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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第33章 残業
狩野は後から反抗されたり、訴えられたりしないように全力で沙耶を堕としにかかる。と言っても狩野は自分が気持ち良くなれば相手も気持ち良くなるので特別なことをするわけではない。

ひたすら沙耶の身体を味わい、貪り尽くす。

「きゃぁ…ん!?んひぃっっ…♡これぇ…い…いいのぉ…!んぢゅ…ぅる♡んんっ…♡はうぅっ…ん♡この体勢ぃ…好きぃ…♡くはあぁっっ…♡深くぅ…来てるゅぅ…♡」

狩野が沙耶の上半身を抱き起こし、対面座位になると、沙耶はさらに気持ち良さそうに喘ぎ始める。狩野はグイグイと腰を突き上げてやる。

沙耶は狩野の体を抱き締め、脚を絡ませ、全身で快楽を享受する。自ら唇を重ね、狩野を求める。

狩野はそんな沙耶の身体を思う存分堪能する。柔らかく弾力のある胸を押し付けられる感触や、張りのあるお尻を撫で回す。

恋人同士よりも熱く情熱的な行為が繰り広げられる。

「あはぁっ…ん♡も…もっとぉ…もっとしてぇ…!んぐぅゔゔ…!くはあぁっっ…♡いぐぅっ…♡いっぢゃうのぉ…!はああぁっ…ぁあん!気持ぢいいっ!んぢゅるぅ…るるぅ…♡んぷっ…はぁっ…♡あぁっ…どうにかなっぢゃいそう…。あくぅ…ん♡それぇ…凄いぃ…♡」

我を忘れて喘ぎ乱れる沙耶。ピンク色に染まった脳内は媚薬を使われたことも、レイプされていることも、相手が既婚者であることも、彼氏ではない男性に生で挿入されていることも、ここが社内であることも、全て押し流されてしまっていた。

『あぁっ…香苗先輩も…こんな気持ちだったのかしら…。もう…何も考えられない…。気持ち良すぎて…。たくさん抱かれたい…。それしか考え…られないぃ…♡』

沙耶は社内で抱かれていた香苗の気持ちがわかった気がした。そして、自分も同じように深みに堕ちたことを自覚する。

明日から何もなかったように過ごせるはずがない。この先、狩野に抱かれ続ける日々、貪り尽くされる日々が来る。わかっていても、今の快楽を手放す気持ちにはなれなかった。

「あひぃっ…ぅん♡あふぅ…ぅん!はぁっ…もっともっとぉ…!たくさん虐めてぇ…♡んひぃっっ…♡んぢゅるぅ…るぅ…♡」

社内で上司の男根を生で咥え込み、快感に喘ぐ沙耶。沙耶に残された道は今の快楽をひたすら楽しむしかない。そう思う。そう思い込む。そして、自らさらなる深みへとただただ堕ちていくのであった。
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