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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第33章 残業
「んほおぉっ…ぉおっ!?くはあぁっっ…ぁあっん!!ダメぇっ!激し過ぎるゅぅ…!!?んはあぁっん♡ガクガクしぢゃゔぅっ!立ってられなゃいぃ…!んひぃっっ…♡はぐぅっ…!はっ…はぁっ…はああぁっ…んん!!もうぅ…無理ぃ…♡くはあぁっっ…♡」

狩野はどれだけ沙耶が喘ぎ乱れ、身体を震わせても、それを抑え込むようにして何度も突き上げる。パンッパンッと激しい音を立て、ぶつかり合う狩野の腰と沙耶の臀部。

そして、遂にその時は訪れる。

「あぁっ…。そろそろ射精すぞ!このまま中に射精すからなっ!」

「あひぃっ…ひゃぁっ…ん♡ンギィッいぃっ…!!んはあぁっあああっ…♡くふぅっ…ん!はうぅっ…うはあぁぁっ…ヒイィっっ…!!あぁっ…あああっ…♡」

狩野の中出し宣言は沙耶の耳に届いていなかった。ひたすら強烈な快楽に揺さぶられ、意識が朦朧としていた。聞こえていたところで、拒否など出来るはずもなかったが。

狩野は返事がないことを勝手に了承を得たと解釈し、さらに激しく腰を動かし射精する。

「あああぁあっ…!!いぐぅっ…♡いぐぅっ!ダメぇっ!おがぢくぅゔっ…!おがぢくなるゅぅっ…!!はああぁっ…ァああっ!!んひぃっっ…ひぃっん!!くはあぁっっ…♡中にぃ…ビュルビュル来てるゅぅ…♡熱いのがぁあっ…!たくさんんっ!!はああぁっ…ぁあっ…♡いぐぅっ…ぅゔゔっ!!あ…あぁっ…あ…あぁっ…♡」

盛大に沙耶は絶頂を迎え、身体を痙攣させ、逝った。自分が中出しされた感覚に最高の快楽を覚え、そのまま失神した。


沙耶は水中からゆっくりと浮き上がり、水面に顔を出すような感覚の中で目覚めた。ぼんやりとした意識が急速にはっきりしてくる。

そっと目を開き、辺りを確認する。どうやら自分はソファに寝ているようだ。

「…!?」

沙耶は先ほどまでの狩野との行為を思い出し、ガバっと身体を起こす。自分の身体を見下ろすと、なぜかきちんと服を着ている。狩野の姿が見えず、ソファや床もきれいになっている。

先ほどまでの狩野との行為が夢だったのかと思うくらいだ。しかし、微かに感じる消臭剤の匂い。テーブルに丸めて置かれた破けたストッキング。そして何より沙耶の身体に残る疼きが、夢ではなかったと主張している。

それを自覚すると、沙耶の身体は急激に狩野を求め始めていた。身体の疼きが強くなる。もう一度、早く抱かれたいと…。
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