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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第33章 残業
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「おや…?目覚めたかい?」
そんな時に狩野が姿を現し、声をかけてくる。沙耶の心はドキリとして、心拍数が跳ね上がる。
『あぁっ…。早く…。早く…抱いて…ほしい…。また…私を…無茶苦茶にしてほしい…。』
狩野がきっちりスーツを着込んだ姿を見て、沙耶は心の中で残念に思ってしまった。
「は…はい…。私…どのくらい寝てましたか…?今は…何時…?」
『抱いてほしい…。』その言葉をぐっと飲み込み、沙耶は狩野に問う。もうかなり遅い時間の気がする。明日は休みとはいえ、いつまでも社内に残っているわけにもいかない。
「そうだな…。寝てたのは…1時間くらいか…。今はもう2時だよ。」
「!?そ…そんなに…!?か…帰らないと…。」
沙耶は慌てて立ち上げる。まさかすでに終電すらない時間になっているとは思わなかった。この後どうやって帰るべきか考えないまま、気だけが焦っていた。
「きゃぁ…ん!?か…課長…?」
立ち上がった沙耶の腕を狩野が掴み、抱き寄せられる。意外に筋肉質な体に抱き締められ、再び沙耶の身体に火が点きそうになる。
「もう終電すらないのにどうやって帰るつもりだい?それに…帰っても良いのかい?身体は満足出来たのか?」
沙耶の身体の疼きを見透かしたかのように狩野が問うてくる。
「そ…それは…。もうこれ以上は…。」
狩野の問いに答えにならない言葉を漏らす沙耶。そんな沙耶に狩野がさらに囁やく。
「近くにラブホテルがある…。君さえ良ければタクシーで送ろう。明日は休みだ。私もね…。朝まででも…たっぷり楽しめるのだが?」
それは悪魔の囁やきに近かった。あの快楽をもう一度味わえる。疼きが止まらない沙耶にとってあまりにも蠱惑的な誘い。
狩野は懐から1万円札を取り出す。
「もう私には抱かれたくないと思うなら、このお金でタクシーに乗って、家に帰りなさい。私は二度と君に手を出さないと誓おう。今日のことは今日限りの2人の秘密にしよう。どうする?」
沙耶の目の前でヒラヒラと揺れる1万円札。沙耶はそれに手を伸ばしかけ…たっぷり1分以上悩み、そして掴んだのは狩野のジャケットだった。
「ま…まだ…帰りたく…ないです…。か…身体の疼きが…止まらないの…。だから…課長…。お願い…。ンムっ…!?んぢゅるぅ…♡んはぁっ…♡」
沙耶の言葉を遮るように唇が重ねられる。
そんな時に狩野が姿を現し、声をかけてくる。沙耶の心はドキリとして、心拍数が跳ね上がる。
『あぁっ…。早く…。早く…抱いて…ほしい…。また…私を…無茶苦茶にしてほしい…。』
狩野がきっちりスーツを着込んだ姿を見て、沙耶は心の中で残念に思ってしまった。
「は…はい…。私…どのくらい寝てましたか…?今は…何時…?」
『抱いてほしい…。』その言葉をぐっと飲み込み、沙耶は狩野に問う。もうかなり遅い時間の気がする。明日は休みとはいえ、いつまでも社内に残っているわけにもいかない。
「そうだな…。寝てたのは…1時間くらいか…。今はもう2時だよ。」
「!?そ…そんなに…!?か…帰らないと…。」
沙耶は慌てて立ち上げる。まさかすでに終電すらない時間になっているとは思わなかった。この後どうやって帰るべきか考えないまま、気だけが焦っていた。
「きゃぁ…ん!?か…課長…?」
立ち上がった沙耶の腕を狩野が掴み、抱き寄せられる。意外に筋肉質な体に抱き締められ、再び沙耶の身体に火が点きそうになる。
「もう終電すらないのにどうやって帰るつもりだい?それに…帰っても良いのかい?身体は満足出来たのか?」
沙耶の身体の疼きを見透かしたかのように狩野が問うてくる。
「そ…それは…。もうこれ以上は…。」
狩野の問いに答えにならない言葉を漏らす沙耶。そんな沙耶に狩野がさらに囁やく。
「近くにラブホテルがある…。君さえ良ければタクシーで送ろう。明日は休みだ。私もね…。朝まででも…たっぷり楽しめるのだが?」
それは悪魔の囁やきに近かった。あの快楽をもう一度味わえる。疼きが止まらない沙耶にとってあまりにも蠱惑的な誘い。
狩野は懐から1万円札を取り出す。
「もう私には抱かれたくないと思うなら、このお金でタクシーに乗って、家に帰りなさい。私は二度と君に手を出さないと誓おう。今日のことは今日限りの2人の秘密にしよう。どうする?」
沙耶の目の前でヒラヒラと揺れる1万円札。沙耶はそれに手を伸ばしかけ…たっぷり1分以上悩み、そして掴んだのは狩野のジャケットだった。
「ま…まだ…帰りたく…ないです…。か…身体の疼きが…止まらないの…。だから…課長…。お願い…。ンムっ…!?んぢゅるぅ…♡んはぁっ…♡」
沙耶の言葉を遮るように唇が重ねられる。
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