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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第33章 残業
狩野の舌が沙耶の唇を割り、口内に侵入してくる。沙耶は立っていられないほど、クラクラと快感に酔い、舌を絡ませる。

「素直でいい娘だ…。沙耶…。タクシーを呼んで行こう…。」

狩野が唇を離して囁やき、沙耶はコクリと頷く。沙耶にもう迷いはなかった。たとえ身体しか求められない関係でも、今の沙耶にはどうでも良かった。今はあの快楽を少しでも多く経験したい。もっともっと気持ち良いことを体験させてほしい。沙耶の頭にはそれしかなかった。

ぴったりと寄り添う沙耶に狩野は満足し、連れ立って歩く。2人は会社を後にすると、すぐにタクシーを捕まえ、近くのラブホテルへと向かったのであった…。




沙耶は大きなベッドの上で微睡んでいた。ホテルに着いてから狩野に何度も何度も抱かれた。朝を越え、昼前まで抱かれ続けた。狩野は10回は射精しただろう。その半分は膣内に射精され、半分は顔や胸、口のに射精された。

朝になる頃には媚薬の効果は切れていたように思うが、それでも狩野の持久力とテクニックに完全に沙耶は溺れた。

すっかり狩野の虜になった沙耶は狩野が満足するまで抱かれた後にアフターピルを飲まされ、ようやく満足感とともに休憩出来た。

狩野は今、シャワーを浴びている。一緒にと誘われたが、足腰が立たない状態だったため、狩野1人で浴室へ向かい、沙耶はベッドで微睡んでいる。そんな状態だった。

『これから…どうなるんだろう…。』

1人になれば襲ってくる不安。後悔はない。狩野に女の喜びを嫌と言うほど思い知らされ、それを沙耶は受け入れた。だから後悔はない。しかし、これから普通の生活に戻れるのか、不安になる。

あんなSEXを知ってしまったら、他の男性に抱かれたいとは思えない。モヤモヤした思いをもて余しながら、ベッドの上でゴロゴロしていると、狩野がシャワーから戻ってくる。

「起きたかい?シャワー浴びて来なさい。」

狩野はタオルを腰に巻いただけの姿だった。たくましい胸板にゴクリと沙耶は喉を鳴らす。

媚薬は切れても、未だ官能的な感覚が残る沙耶の身体が反応しそうになる。

「わ…わかりました…。」

それを隠すように沙耶は立ち上がり、狩野の脇をすり抜け浴室に向かおうとした。しかし、狩野に腕を掴まれ、抱き寄せられる。

「きゃぁっ!?か…課長…?」

沙耶が戸惑いの声を上げる。
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