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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第33章 残業
「あっ…!?んっ…。こ…このまま…ですか…?」

休憩出来ると思った沙耶だが、腰のすぐ下には狩野のそそり勃つモノが待ち構えていた。

「嫌かい…?」

狩野のモノの先端が沙耶の秘部をくすぐるように当たっている。沙耶の秘部は早くソレを挿れてほしいとばかりにヒクヒクと震えている。

「い…嫌…じゃ…ない…。嫌じゃないですぅ…。はああぁっ…ぁあん!!は…入ってぇ…♡孝宏さぁ…んの…大きなのがぁ…!中にぃ…!んひぃっっ…♡」

沙耶は自ら腰を落とし、狩野のモノを飲み込んでいく。挿入することを、生で挿れられることを、なんの抵抗もなく受け入れる。

沙耶は自然に腰を上下に動かそうとするが、狩野がそれを両肩に手を置き、押し留める。

「少し疲れただろう?動かなくていいから…。しばらくこのままで。」

「はぁっ…ん♡そ…そう言われてもぉ…。腰がぁあっ…勝手にぃっ…♡で…でも…ありがとうございます♡んちゅぅ…るる♡」

沙耶は快感にむせび泣くように顔を歪め、狩野にキスをする。狩野が動かずとも、膣内に埋まった男根が脈動する度に沙耶の身体はピクピクと震える。

2人は唇を重ね合い、そのままゆったりと湯船に浸かる。沙耶はじんわりと身体の芯から熱くなっていく感覚に酔っていた。

『ずっとこのままでいたい…。』

沙耶がそう思ってしまうほど、快感と満足感に満ち溢れていた。そんな状態の沙耶に狩野は囁やきかける。

「明日もお休みだろ?今日もこのまま泊まるけど、いいよね?」

「あ…明日まで…ですか…?それは…。」

沙耶が躊躇いの言葉を漏らす。

「おや?何か急ぎの用事があるかい?」

「んぢゅ…ぅる♡それは…ないですけど…。2日も泊まるのは…。」

暗に狩野の妻に申し訳ない気持ちで断ろうかと思ったが、狩野は気にせず言う。

「私は特に用事もないし…。ああっ、それとも君の部屋で楽しむかい?」

「はぁっ…ん♡わ…私の部屋は…。ちょっと…無理ですぅ…。声が…全部…聞こえちゃう…。」

まだ社会人になって日が浅い沙耶が住むのは安アパートだ。女性専用のきちんとしたところではあるが、狩野とのSEXで声を我慢出来る自信はない。

「だったら明日まで居よう。朝まで楽しんで、昼には出よう。ここなら着替えも気にしなくていいし。昼には出れば月曜からの出勤に問題ないだろ?」

「は…はい…。わかりましたぁ…。」
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