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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第34章 透明化と時間停止
「今、言ったことを全部証明してやろう…。」

男はニヤニヤ笑いながら言う。

「このビチョビチョになったシーツ。匂いもするから…剥いでしまおう…。」

男がそう言った瞬間、麻貴の背中の感触が変わった。ベッドに目をやると、シーツがなくなっていた。

「ングっ…!?んんっ…!?」

麻貴が驚く。そして、その耳に洗濯機が回る音が届く。

「濡れたままのシーツは嫌だろうから、俺が洗ってやってるんだよ。ついでに乾燥までしてやるよ…。ただそこまですると時間がかかるから〜。その間、お前にはこれだな…?」

「ブッ…ぅ!?ングぅっ…!?」

いつの間にか、男が手にしたもの。それは…麻貴が時々使用している大人の玩具。ピンク色の小さなローター2つに、そこそこサイズのディルド。

現在、麻貴には恋人はいない。1年ほど前まで売れない役者と付き合っていたが、麻貴がメディアに出始めた際に切った。売れるためには身辺整理が必要だと考えたからだ。

以来、その玩具で身体を慰める日々。

「今から時間を止めて…。乾燥かけるから…1時間程度か…。その間、この玩具を使用する。時間が動き出したら、1時間分の快感が一気にお前を襲う。マジでスゴいからな…。どんな麻薬より、気持ちいいぞ〜?」

麻貴は恐ろしくなる。男が言うことを信じざるを得ない。さっきまであったシーツがない。今まで動いていなかった洗濯機が動いている。

だとしたら…。

『男の言うことが本当だったら…。玩具を…1時間も…。使われたら…。私…。どうな…。』

そこで麻貴の思考が止まった。

「んぶぅっ…ゔゔぅっ!!?ぐゔヴッっ…ンンッ…んん!!んぶはぁっ…ぁああっ!!?やめっ…いぐぅっ!!んぎぃいっっん♡かはあぁっ…ンンッ♡とっ…止めっ…ンがぁああっ…ンびぃっぃいっ…♡らめぇっ…イッぢゃってるゅぅうっ…ゔぅっ…♡は…早ぐぅゔゔっ…止めでぇえっ…♡んばぁっぁぁあっ…♡」

麻貴は全力で悶えた。口に入れられた下着を吐き出し、涙、鼻水、涎、冷や汗、そして愛液。身体中からあらゆる体液が溢れ、麻貴の快感を表す。

高々と噴き出した潮が再びベッドを濡らす。水溜りが出来るほどの量。麻貴は感じたことのない激しい快感に目の前がチカチカとなり、身体の痙攣が止まらない。

「あ〜あ。せっかくシーツ取ったのに…。またビチョビチョに…。さすがにきつかったか…?」
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