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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第34章 透明化と時間停止
普段であれば、通りからの話し声が聞こえるのだ。全力で叫べば聞こえないはずがない。

「誰かっ!?助けてっ!!襲われるっ!!助けてぇえっ…!!」

全力で叫び続ける響だが、通りを歩く人は何事もないかのように、去っていく。

「な…なんで…?なんで…聞こえないのよ…。」

呆然と見送るしかできない響。相変わらず何かがその身体をもて遊ぶように這い回る。さらにお尻付近には棒状のものが押し当てられる感触がある。

『こ…これって…男性の…。アレなの…?勃起してる…?』

男性経験の少なくない響はそれが男性の勃起したものだとのすぐ理解した。姿は全く見えない透明人間に襲われていると、骨董無形な考えが浮かぶ。この場合は完全なる真実ではあったが。

「はっ…離してっ…!!誰か知らないけどっ…!離しなさいよっ…!!このっ…!!」

がむしゃらに暴れる響。狩野はなんとかその反応を抑えながら、ほくそ笑む。

『いい反応だ…。こういう気の強い女を無理やり犯すのがいいんだよな…。しかも…この胸とお尻…。なかなかいいじゃないか…。』

Fカップある響の胸。そして、結婚後もジム通いを欠かさない響のプリプリのお尻。狩野の興奮は高まるばかりである。

「なんなのよぉっ…いったいっ!?くそっ…!ふざけんなっ…!姿っ…見せやがれっ…!この野郎っ…!!」

元ヤンである響の言葉が荒くなり、抵抗も激しくなる。さすがに狩野も手を焼き、一旦、時間を止める。

ピタッと手を振り上げ、目を見開いたまま固まる響。その様子に狩野は満足する。

ついでに外を確認するため、窓の近くまで行ってみる。

行き交う人々も、空を飛ぶ鳥達も、落ちかけの葉っぱも、全てが止まっている。

「ははっ…!こりゃすげぇや…!」

改めて狩野は授かった能力の凄さに満足する。ひとしきり笑い、それから響のところに戻る。

『さて…。確か…停止している間に触れたら…解除した瞬間に停止していた間のことが一気に来るんだったか…。とすれば…。』

狩野はそこから響にとって悪魔のアイデアを閃く。襲う前は単純に力強くで犯すことを考えていたが、新たな考えに変わる。

狩野は時を止めたまま、マキシワンピの響の身体をじっくり堪能していく。

『くくっ…。このなかなかのボリューム。後でパイズリもさせなきゃな…。』

響の身体を貪り尽くすアイデアが尽きない狩野。
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