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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第34章 透明化と時間停止
動かない響の唇を奪い、首筋を舐め、胸をマッサージするように揉みしだく。服の上からの感触を頼りに乳首を探り当て、刺激してやる。

たっぷり上半身を堪能した狩野は、マキシワンピをたくし上げ、そのまま下着に裾を突っ込み、響の下半身を丸見えにする。

むっちりとした男好きする体型。下着は黒で部分的に透けて、厭らしい。

狩野は丹念に下着の上から秘部を刺激してやる。同時にプリプリのお尻も揉みしだく。ひとしきり愛撫をした狩野は、そっと下着をずらして秘部を確認する。

『濡れて…ない…か。時間を止めたら、さすがに濡れないのか…。しかし、このままだと、指も挿れられないしな…。いや…、そうか!部分的に時間を動かせるのか…!』

狩野の頭の中で、能力の使い方がガイドしてくれる。狩野はそれに従い、響の秘部だけ、時間を解除する。

すると、ジワッと愛液が一気に秘部を濡らしていく。先ほどまでの溜め込んでいた愛撫の刺激が解放され、一気に秘部のみ、快感に濡れていったのだ。

『なるほど…。こうなるわけか…。なら…、ここと…ここも…。』

狩野は乳首と菊穴の部分解除をする。狩野が改めて服の上から胸を触ると、先ほどより硬くなった乳首の感触がわかった。菊穴もヒクヒクと妖しく蠢く。

そこから30分以上かけて、響の身体を愛撫し続けた。

『さぁ…このくらいでどうだ…?どのくらい感じるんだろうか…?くくっ…。反応が愉しみだ…。』

狩野は一旦、響の服を整えてやり、肩に触れたまま、時間を動かしてみる。

「ふざけんっ…なハァぁあっ…ぁあああぁっっ…ん♡なにぃ…んぎぃいっっんんっ…!?いぐぅっ…ぅぅっうぅんっ!!はっ…がぁあっ…♡くひぃっぃ…ん。」

見えない相手を罵ろうとした響の身体に電流のような快感が襲う。あまりの刺激にブシュゥッと愛液を噴き出しながら、ペタリと座り込む響。

「ぐひぃッ…!あっ…がっ…ぁあっ…きひぃ…♡にゃに…これぇ…?はぁっ…へぁっ…なんで…イッでるゅのぉ…?はぐぅ…。」

初めて味わう強烈な快楽に虚ろな瞳で、身体を痙攣させる響。意味がわからなかった。さっきまで何ともなかったはずの身体が、いきなり快感に支配され、立っていられないほどの快感など味わったこともなかった。

座り込んだ響の床がじわりと濡れていく。それが失禁なのか、愛液なのかすら、半ば意識が飛びかけている響にはわからなかった。
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