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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第34章 透明化と時間停止
時間停止を扱う淫魔にとって、人間の時間感覚とは感覚が違う。しかし、淫魔は日付はきちんと理解しており、1年前に狩野に能力を授けたことも覚えていたのだ。

「私の可愛い下僕ちゃ〜ん♡1周年記念おめでとう〜♡」

空中から狩野に声をかけてやる。狩野は目の前のグラビアアイドルを放り捨てて跪く。

「これで満足しましたか?」

自分に貴重な能力を授けた相手ゆえ、きちんと丁寧に応える狩野。

「もっちろん♡と〜ても満足よ〜♡3000人?4000人?そのくらいかしら…?たくさん犯してくれたわね〜。おかげでエネルギーに満ち溢れてるわ…♡」

「なら…良かったです。」

淫魔に対して深々と頭を下げる狩野。

「さっすがにこれ以上はいらないわね〜。というか、これ以上私が力をつけると…怖い連中がきちゃうのよね〜。」

「あまり深く聞かないほうが良さそうですね…。」

時間を停止させる能力もある淫魔が怖い連中とは誰なのか。気になることは多いけれど、余計な質問はせず、淫魔にも話させないように自分から話を終わらせる。

神や悪魔の話など聞かないほうがいいに決まってる。ましてや、既に身の振り方を決めた狩野にはどうでも良かった。

「ふふっ…♡お利口ちゃんね…♡じゃぁ…これからどうなるかもわかるわよね〜?」

「いや…。わからないが…?」

「あらっ…?」

狩野の反応に思わず空中でよろける淫魔。

「全部悟ったからの行動じゃなかったの…?」

いじけたように淫魔が言うと、狩野は小首を傾げる。

「ふむ…。今日が俺の最後だとは思うが…。どうなるかまでは…。貴女に殺されるのか…?エネルギーを吸い取られ干乾びるのか…?ただ消滅するのか…?その辺はわからないですね…。」

「ああ…。今日が最後だというのはわかってるのね…。やっぱり私が見込んだだけあるわ…。なら話が早いわね…。」

安心したように言う淫魔。そんな淫魔に狩野は言う。

「すでに覚悟はできてます。いつでも如何様にも…。」

「ふふっ…♡わかったわ…♡じゃぁ…ここに残ってる女性を犯して♡そして私を抱くの…。貴方は私の中に射精したら、全エネルギーを私に吸収され、消滅するわ…。跡形も無く…。」

狩野は淫魔の言葉に体を震わせる。俯き、自分の体を掻き抱くようにぎゅっと抱き締め、震えを抑えようとする。

「あらら…。怖くなっちゃった…?」
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