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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第35章 エアコン修理
「いやぁっ…!?はっ…離してぇ…!解いてよぉ…こぉ…れぇ…!!」

恐怖に震えながら智亜は懇願する。男の手つきが尋常じゃないほど慣れすぎている。今までも女性を襲ったことがあるかのように。

『ま…まさか…!?この人…最初っから…私を狙って…?』

智亜が恐怖の中で感じたそれは当たっていた。

作業員の男…狩野孝宏はまさに連続レイプ犯と呼べる男だった。

狩野は高校生の時から女遊びが激しかった。すでにこの頃から同意を得ずに半ば強引に女性と身体の関係を持つことも多かった。

大学に入ってからさらに加速度的にそれはより凶悪になっていく。持ち前のテクニックと写真やビデオで女性達を屈伏させ、性奴隷のように扱い始める。

この頃から狩野は普通の性交では満足しなくなり、無理やりレイプすることに自身の愉悦を見い出していた。

狩野は大学卒業後にエアコン修理会社に就職し、2年勤務した後、自身の修理会社を立ち上げる。この仕事を選んだこと自体、女性を襲うために部屋へと入るチャンスが多いからだ。

そんな狩野の前に現れた極上の人妻、智亜。その美貌と身体付きは狩野を欲情させるに充分であった。

狩野は智亜の身体を愉しみ尽くし、仕事道具と共に持ち歩くカメラやパソコンを使い、脅迫するための映像を確保する。そんな予定である。

狩野に犯された女性は狩野から与えられる快感に堕ち、さらにその様子を動画などに撮られ、屈伏させられてきた。こうして狩野の悪行の数々は誰にも知られることがなかった。

そんな女性の1人に智亜は加えられようとしているのだった。

「このっ…!ど…きなさいっ…よ!離してぇっ!」

智亜は拘束された両手を振り回し、なんとか狩野を退けようと藻掻く。狩野は巧みにそれを躱す。必死な智亜に対し、狩野は智亜が動く度に魅力的に揺れる胸を観察する余裕さえあった。

無理やり犯すことに悦びを覚える狩野はわざと両手を固定せずに抵抗の余地を残している。

「美味そうな胸ですね〜。かなり揺れて…これはFくらいはあるのかな〜?」

真下で揺れる胸をまじまじと見つめる狩野。その視線に羞恥で顔を紅く染め、智亜は睨む。

「そんなことっ…!あなたに関係ぃ…ないっ!いい加減に…んきゃァっ…!?」

智亜が全身で狩野を跳ね除けようとする寸前に、胸をむんずと鷲掴みされた。抵抗よりも羞恥が勝り、智亜の反抗は未発に終わる。
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