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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第35章 エアコン修理
『下着…。濡らしちゃうとこだった…。』

夫のために用意した下着を他人のために着る。その想像だけで智亜の秘部は濡れてしまっていた。

結局、もう一度自慰に耽る智亜。さらに狩野が来るまでに着る服を考え続けた。

―――――――――――――――――――――――

こうしてあっという間に過ぎた時間。夜9時を回った頃にインターホンが鳴る。そそくさと下着姿で玄関に向かい、音を立てないように覗き穴から外を確認する。

そこには不敵な笑みを浮かべる狩野が立っていた。

今日の朝まで自分をレイプした男。憎き相手のはずだが、智亜は久しぶりに会う恋人を迎え入れるかのように、高ぶる気持ちで鍵を開ける。

ドアが開き、するりと狩野が中に入る。智亜は自然とその場に正座して出迎える。

「い…いらっしゃいませ…。」

智亜は自分の取った行動に自分自身で愕然とする。そして、改めて理解する。

『あぁ…私は…もうこの人のものなんだ…。身体が…逆らえない…。あの快感を味わえるなら…地獄に堕ちても…。』

身体を震わせ、頭を下げる智亜の顎に手がかかる。

くぃっと智亜の顔を上向かせ、狩野が言う。

「きちんと言いつけを守っているな…。ご褒美をあげないとな…。」

「あ…ありがとうございます…。」

その言葉だけで智亜の下半身は潤い、熱を持ち始める。

「立て…。立って全身を見せろ…。」

「は…はい…。」

おずおずと立ち上がり、狩野に全身を晒す。所在なさ気に動く両手と擦り合わさる太もも。

清純そうな顔立ちに似合わぬセクシーな下着。モデルやグラビアアイドル顔負けのスタイル。そんな人妻が恥ずかしがりながら、下着姿で出迎える。

このシチュエーションに興奮しない男はいないであろう。狩野は少し前まで母娘丼を愉しんだとは思えないほど、股間がいきり勃つのを自覚する。

「貞淑な人妻のふりしておいて…こんなエロい下着を持ってるなんてな…。旦那はさぞがっかりするかもな…。」

「そ…そんなっ…!?んぢゅ…ぷっ…ぅ♡わ…私ぃ…んぢゅ…るぅ…♡」

智亜に反論の隙を与えず、狩野は智亜の身体を引き寄せ、唇を奪う。

『ンぁっ…♡き…キスだけでぇ…蕩けちゃいそぅ…♡こんな風にぃ…気持ち良くなるなんて…知らなかったぁ…。』

智亜は自分自身の変化に驚きながらも、その流れに身を任せることにする。それほどまでに刺激的であった。
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