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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第35章 エアコン修理
「なっ…!?何をっ言ってっ…!?」

「そっ…そんな証拠っ…どこにっ…!?」

「み…見せてみなさいよっ…!その証拠とやらをっ!」

3人は不安そうな顔で口々に言う。狩野はニヤニヤしながら、ポケットから携帯を取り出す。そして、画面を3人に見せる。

「ほら…。お前らが円交してる現場の写真だよ…?これでもまだしらを切る気か…?」

狩野が見せたのはネットから拾ってきた女子高生がおじさんとホテルに入る写真。きちんと3人と髪型や背格好が似てるものを3人分用意している。

明らかに年齢が不釣り合いな組み合わせでホテルに入っていく写真。

「これは瀬下柚菜だよなぁ〜?これは…楢崎…。そうだよな…?」

携帯の画面を操作し、次々と写真を見せていく狩野。名前を呼ばれた2人はグッと唇を噛み締め、俯いてしまう。

その時、紗奈が素早く狩野に近づき、その手から携帯を奪う。

「はっ!これで私達が恐れ入ると思った!?残念ぇ〜ん。削除すれば終わりだし〜。」

勝ち誇ったように紗奈が携帯を見せてくる。他の2人の顔も明るくなる。しかし、狩野は呆れたようにわざとらしく、ため息をつく。

「たくっ…。やっぱお前ら…馬鹿だろ…?データがその携帯にしかないと思ってるのか?パソコンにもあるんだよ…。」

「う…嘘…。」

狩野の言葉に再びたじろぐ3人。

「それで…先生はそれをどうするつもりですか…?私達を呼び出して…。まだ学校には言ってないんですよね…?」

智亜が躊躇いながらも、確認してくる。

「あぁ…。まだ誰にも言ってないぞ?学校に言っら大騒ぎになるだろうな…。田崎はともかく…。次期生徒会長候補の楢崎に、1年生では成績優秀な瀬下がこんなことするなんてな〜。」

狩野は嘲るように言う。「田崎」は紗奈の旧姓だ。旧姓を聞かれた時は何のためにと不審に思ったが、こんな使い方をされるとは思ってもみなかった。

「け…結局…先生はどうするつもりなのっ!?」

「学校には言わないでもらえますか?」

紗奈と柚菜の言葉に狩野がニヤリと笑う。一歩前に踏み出し、3人に近づき、言う。

「お前ら…学校に言ってほしくないんだよなぁ〜?だったら…俺を…共犯者にしてくれよ…。3人のなぁ〜共犯者に…。」

「「「共犯者…?」」」

3人の驚きと疑問の声が重なる。

上手く狩野の言葉が理解できない3人に、狩野はさらに近づく。
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