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第35章 エアコン修理

柚菜は紗奈の持っていたスーツに身を包み、必死に頭を下げていた。

智亜も久しぶりに着た仕事着のスーツ。若手のリーダー感がある雰囲気を醸し出す。

そして、いつもと違い、髪をアップにし、メガネをかけ、スーツ姿になった紗奈は２人の上司感がきっちり出ている。

新入社員がミスをし、教育係の先輩と、その上司が取引先の社長に謝る設定。

ここからミスを帳消しにするために３人とも狩野に犯されるという流れだ。

時は過ぎ、狩野が３人を犯してからすでに１年以上が過ぎていた。この日は三連休の初日。久しぶりに３人が揃って休みが重なり、たっぷりイメプレで愉しむ予定であった。

この日はさらに記念すべき日として４人は迎えていた。

智亜の離婚が正式に完了し、狩野のものになったのだ。

智亜は狩野に堕ちてすぐに、離婚したほうがいいか相談していた。狩野は智亜の人妻としての立場に魅力を感じてはいたものの、旦那を気にして自由に抱けないこと、何より自分のものとなった智亜を他人に抱かせる気などやはりなかった。

そこで狩野達が取った行動は、柚菜が智亜の夫である雅也を誘惑し、不倫現場を抑え、離婚するというものだった。

最初は紗奈が親心から反対したが、柚菜自身が賛成し、押し切られた。

雅也が海外出張から戻って来たその日に偶然会ったかのように柚菜は雅也に声をかけ、『海外出張なんてかっこいい。』『憧れの存在です。』『いろいろ相談したいので、連絡先を交換してください。』と、戸惑う雅也に無理やり連絡先を交換させた。

智亜は智亜で、帰って来てイチャイチャしたがる雅也に対し、生理だからと申し訳なさそうに言い、抱かれることを拒む。生理が終わったころには体調が悪いと、のらりくらりはぐらかす。

海外出張で1ヶ月禁欲生活を送っていた雅也にはかなりもどかしい状況が続く。その間、可愛い女子高生からの猛アプローチを受けた雅也に魔が差すのは不可抗力であった。

「最近、仲良くなったの。」と智亜と紗奈が出かけるのを見送った雅也に柚菜から連絡が入った。

『ママも出かけたので、家でお話しませんか♡』

既婚者で、女子高生からの誘いにほいほい乗る雅也も雅也だが、狩野に抱かれ女性としての魅力が増した柚菜の色気が凄すぎた。

制服姿の柚菜がさり気なく身体を密着させ、雅也に触れると、我慢できないとばかりに、柚菜に覆い被ってきた。