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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第37章 万引き2〜書店の罠〜
それでも狩野の言葉に頷く以外はない。ただひたすらお願いする。

「どうですか…?これなら…抱いてくれたら…私が反省したと信じてくれますか…?」

「わかりましたよ…。そこまで言うなら抱いてあげましょう。君からお願いされたから…仕方ないね。」

あくまでも優愛が自ら提案したのを受け入れたというスタンスを取る狩野。それが優愛には屈辱的に感じるが、今更どうすることも出来ない。

肩を撫でていた狩野の手がゆっくりと鎖骨に下りてくる。ギュッと唇を噛みしめる優愛。狩野の顔が近い。振り返れば触れてしまいそうなほど、真後ろにいる。耳元に狩野の息がかかる。

「んんっ…。くぅ…っ。」

「可愛いね…。優愛ちゃんは…。」

狩野が優愛の反応を確かめるように手を動かしながら呟く。制服から見えている鎖骨辺りや二の腕など若い肌を楽しむべく、じっくりと触れる。

「ひゃぁっ…ん!?あぁ…。それはぁ…!んんっ…!」

「なんだい?耳は弱いかい?いい反応するね?」

かぷりと耳を咥えられ、温かい息が耳に当たる。耳裏をざらりとした狩野の舌が這う。ヂュパッ…という音を立てて耳全体を舐め回される。

「ふっ…ぅうん。あ…はぁっ…。んくぅ…。」

狩野はそのまま舌を耳元からうなじまで這わせていく。

「ひゃぁっ…ん!あひぃっ…ゃん。んんっ…んぅ…。」

普段、舐められることがない部分の感覚に優愛が悶えるように喘ぐ。

「なかなか感度が良いじゃないか…?さてと…ここはどうかな…?」

狩野の手が優愛の胸に向かう。

「ひぃっ…!?んくぅ…ぁあっ…は…激しぃ…。んはぁっ…。やぁ…ん。くぅ…んんっ…。はぁっ…。」

優愛の胸を鷲掴みにし、捏ねるように揉みしだく。服の上からでも十分に堪能出来る大きさと柔らかさがある。

「いいもの持ってるじゃないか…。サイズは…?Dか?Fか?その辺りだろ?」

狩野はにやにやした笑いが止まらない様子で優愛の胸を揉みながら尋ねる。

「んふぅっ…ぅん。ぁあっ…。え…F…ありますぅ…。んひぃ…ん。」

喘ぎたくなくとも、狩野の卓越したテクニックに喘ぎ声が止まらない優愛は素直に答える。彼氏とは違う丁寧かつ激しい愛撫。優愛はそれに翻弄されていく。

狩野は優愛を振り向かせると、強引に唇を重ねる。

「あっ…!?んぢゅるぅ…。んんっ…んふぅん。ぢゅぷぅ…んるぅ…。ぷはぁ…。き…キスは…。」
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