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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第9章 痴漢
とにかく今はこの疼く身体を一刻も早く鎮めたい。圭子は脇目も振らずトイレに向かう。小さな駅には構内にトイレはなく、ロータリーの端にポツンと公衆トイレがある。圭子はふらふらとそこに向かい、障害者用の広いトイレを選び、中に入る。そして、扉を閉めようとした時、ガッと誰かの手がドアを閉めるのを止める。

「えっ!?きゃぁっ!?」

男がドアの隙間から圭子を押し込み、ドアを閉め鍵をかける。

「なっ!?だっ、誰かっ!?むぐぅっ!?んっ〜!!」

圭子が慌てて叫ぼうとするが、強い力で口を塞がれる。男は素早く圭子を羽交い締めにし、圭子の耳元で囁やく。

「静かにしろ?痛い目にあいたいか?」

男が手に持ったナイフをチラつかせる。圭子はぷるぷると頭を振る。男はハンカチのようなものを圭子の口に押し込む。

「ふぐっ!?んむぅっ…!んんっ…。」

「静かにしておけよ?静かにしてたらお前を気持ち良くさせてやるから。どうだ?身体が疼いて仕方ないんだろ?」

男は圭子を便器に座らせ、ナイフを見せるようにしながら言う。圭子は何も言えずただ目に涙を溜め、震えている。

『何なの…!?この人いったい…?まさか、あの痴漢…。私に何か薬を…?』

圭子が想像したことを裏付けるように男が言う。

「電車で美味そうな女子高生がいたからちょっと触ってやったら嬉しそうに尻振ってきたから、媚薬を塗ってやったらこの通りさ。オナニーしようとここに入ったんだろ?手伝ってやるよ。」

男は圭子の胸に手を伸ばし、鷲掴みにする。

「んふぅっ…!?んんっ…。ん〜!」

圭子はくぐもった声を出す。そんな圭子の様子を無視し、男は遠慮なく圭子の身体を弄る。両胸を揉み、太ももを撫で、首筋を舐める。

「ふぐっ…!んむぅっ…!?んんっ…。んふぅっ…!」

男に触れられる度に圭子の身体に痺れるような快感が走る。媚薬の効果なのだろう。圭子の下着はすでにびしょびしょに濡れている。

「はぁっ…。女子高生の身体たまんねぇな。しかも、お前の胸何カップあるんだ?デカすぎだろう。へへっ…。柔らけなぁ。太もももむっちりして、最高だよ。」

男は興奮したようにひたすら首筋を舐め、身体を弄ってくる。

「んむぅっ…!?んふぅっ…!んぐぅっ…?ふぅっ…!」

『いやぁっ…!何これぇっ…!身体が変…?んふぅっ…!」

圭子は塞がれた口の奥で喘いでいた。
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