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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第41章 枕営業
「ああ…それから、これを渡しておこう…。」

狩野が机の上に小さな薬などを入れるケースを置く。

「こ…これは…?」

里依紗は一瞬怪しげなドラッグかと思い、躊躇いがちに聞く。さすがにドラッグの場合は拒否したい。狩野は里依紗の反応に誤解だと呟く。

「巷で噂になるドラッグみたいな怪しい薬じゃないぞ?単なるアフターピルだ。」

「アフターピル…。」

目の前に置かれたケースをまじまじと見つめる里依紗。これの意味することは、これから狩野との行為に避妊具を付けてもらえないということ。それが明確になる。

「先ほどの書類に書いてあったが、俺の望むプレイは受け入れなけれ場ならない。そして、俺はゴムを付けてするつもりはない。というより、中出しをするつもりだ。」

狩野は里依紗の反応を伺うようにしながら言う。

「だから、事が終わったら、これを飲んでもらう。書類にサインしたから、拒否はできないぞ?」

狩野の確かめるような言葉に里依紗はしっかりと頷く。

「拒否はしません…。ちょっとびっくりはしましたが…。でも…こうやって準備していただけてるなら…安心です…。」

これは里依紗の本心であった。これからスターダムを駆け上がりたい里依紗にとって、妊娠など以ての外。しかし、狩野の望みは受け入れなければならない。その落としどころがきちんと用意されてるのは、余計な心配をせずに済むので、ありがたかった。

「次からは…ピルを飲んで来ます…。グループ内に飲んでる娘がいたので…聞いてみます…。…次もあるんですよね…?」

里依紗は思わずといった形で質問してしまう。まだ初体験を済ませていないのに、次を確認するのは性急過ぎたかと、言った後で後悔する。

逆に狩野は里依紗の確認も仕方ないことだと考えていた。未経験だからこそ、次や回数に思考がいくのだろうと。複数人と経験していれば、そこまで気にしないものだと思うさ

「まぁ…、今回がどうなるかにもよるな…。お互いにフィーリングが合わなければ、どんな美女としても、満足感は得られなかったりするからな…。さて、おしゃべりはここまでにしようか?隣に移動しよう…。」

狩野は奥にある扉に視線を向ける。この狩野の部屋は二間続きとなっており、もう1つ部屋があるのだ。

里依紗は扉に向かう狩野の後ろについていく。机のピルケースを持って行くのも、忘れない。
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