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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第41章 枕営業
そんな里依紗の様子が可笑しいのかニタニタとした笑いを浮かべる狩野。その余裕の表情にイライラがさらに募る。

『なんか…、狩野さん慣れてるな〜。他の娘ともこんなこと…。って、集中しないと…!』

里依紗は余計な思考を抑えつける。ただ、里依紗の想像は当たっていた。数多くの女性を抱いてきた狩野は普通のSEXには飽きてきていた。最近はこのようにシチュエーションを決めてするのが、お気に入りなのだ。

「だからさ〜、聞こえなかった?今まではカメラはなかったって言ったんだよ?今まではね…?」

「はぁっ…?今までは…?あっ…!?」

「ようやく理解したかな?今はカメラがあるんだよ?誰かが悪さしないように、わかりにくいところに隠してるけど。」

「そ…そこに…私が写ってるとでも…?ふざけないでください!私はお店のお金なんか…盗ってませんからっ!」

「へぇ~。まだしらを切るつもりかい?仕方ないね…。見せてあげよう…。君が盗ったという証拠をね…?」

狩野はベッド横のサイドテーブルから、今度はタブレットを取り出す。それを操作してから画面を里依紗に見せる。

「ほらっ…、見てご覧…?君が写ってるでしょ?」

「なっ…!?なんでっ…!?嘘っ…!?」

里依紗は本気の驚きの声を上げる。そこには確かに里依紗が写っていたのだ。今、まさに狩野とこの部屋にいる様子が写し出されているのだ。

思わずカメラを探してキョロキョロと辺りを見回す。映像の角度から当たりをつけて、そちらを見ると、先ほどは気づかなかったが、巧妙にカメラが隠され、僅かにレンズだけが見えた。

「い…いったい…いつから…。どうして…。」

震える声で呟く里依紗。それに楽しげな様子で答える狩野。

「君、店のお金に手をつけたの今回だけじゃないでしょ?以前やられたから、次もやるかもしれないと思って設置したんだ。」

一見、会話が成立してるように見えるが、里依紗はカメラの存在を知らなかったから、驚き、いったいいつから撮っているかを本気で聞いたのだ。しかし、狩野はあくまでも設定通りに話している。里依紗の驚きをよそに狩野は話を続ける。

「そしたら、案の定…。君がお金に手をつけるところが写ってたってわけさ…。おっと…。いい加減録画を止めないとな…。容量が半端ないからな〜。」

狩野はそう言ってタブレットを操作し、画面がブラックアウトした。
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