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調教物語~ある男の性癖~
第9章 咲希の無毛地帯

「あん…」

大胆にも武郎の指が
パイパンのタテスジに潜り込ませてきた。

指先がクリトリスの包皮を撫でようとしたその時、
信号が青に変わって早く渡れとばかりに
鳥の鳴き声の音声が流れた。

各自が歩き出して
人の密度が過疎になってゆく。
このままだと向かい側から歩いてくる人に
股間を弄られているのが丸見えになってしまう。

「チッ!」

武郎は忌々しそうに舌打ちをして

「ショーツは上げないで
そのままにして歩きなさい」と命じた。

「このまま…ですか?」

太ももにショーツが絡まって歩きにくい。
おまけにミニスカートなのだから
太ももまでおろしたショーツが見えているかも知れない…

そう思うと
向かい側から歩いてくる人たちの視線が
全て咲希の股間に注がれているような気になる。

「見せてやればいい
お前は美しい。誰がなんと言おうが
お前は綺麗だ。自信を持て」

武郎にそう言われると
なぜだか妙な自信と淫らな気分が高まる。

咲希はショーツを太ももに絡めたまま
交差点を闊歩した。

尻を包むショーツがないので
尻肉の揺れかたが半端ではない。
咲希の後方には
その尻肉のプリンプリンとした動きに
魅せられた男が列を作っていた。

スカートの裾から
ショーツが半分チラチラと見えるので
対向してくる人たちは
咲希の太ももを二度見しながら通りすぎた。





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