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調教物語~ある男の性癖~
第10章 夜のデート
「こんな感じでいいですか?」
咲希は友人達とスナップショットを撮るように
少し斜めを向いてみた。
「違う!
何のためのノーパンなんだ?
スカートを思い切りめくりなさい」
「えっ?」
「言う通りにしないと
お前との関係はこれまでだな」
「やります!
やりますから捨てないでください!」
咲希はスカートの裾を握って
スカートをめくった。
公園の暗がりに
フラッシュを浴びた咲希の姿が
鮮明に浮かび上がった。
「きゃっ!」
まさか、カメラのフラッシュが
こんなにも明るいとは思わなかった。
この明かりで「何事だ?」と人が集まって来たら
どうしようかと思った。
「お前は何も心配する必要はない
トラブルは僕が解消してやるから」
そんなことを言われると
ますます惚れてしまう。
「次は…そうだなあ、スカートを脱いでしまえよ」
「そ、それはちょっと…」
「さっきも言ったろ!
僕と付き合うと言うのなら
淫らな女になれと!」
イヤなら他の女に乗り換えるぞ
そう言われて咲希の脳裏に
伊東加菜恵の顔が思い浮かんだ。
『いやだ!あんな女に武郎さんを取られたくない!』
咲希は思いきってスカートを脱いだ。
「いいぞ!それでこそ僕の咲希だ」
スマホを構えながら武郎は激しく勃起していた。
誰かに見られるかもというスリルで
激しく興奮していたのだ。