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調教物語~ある男の性癖~
第10章 夜のデート
ベッドにたどり着くまで
何発のビンタが咲希の尻に打ち込まれただろうか。
もはや尻は痛みなど感じないほどに
パンパンに腫れ上がって
灼熱のように熱くなっていた。
「はい、到着~!」
武郎はペニスを引き抜くと
咲希を抱えあげてベッドに放り投げた。
仰向けにベッドに投げ出されたものだから
尻をしたたかにベッドにバウンドして
咲希は尻の痛みに思わず「うううぅぅ」と呻いた。
「ベッドインしただけで
そんなに喘ぐなんて
よほどベッドでのプレイを待ち望んでいたんですね」
「違うんです
お尻があまりにも痛くて呻いてしまったんです」
そう言ってしまってから
すぐさま『しまった!』と気づいて
慌てて両手で口を塞いだ。
「お前にはガッカリだよ
なんて学習能力のないペットだ
僕に口ごたえをしてはいけないと
何度も教えたはずだけどね」
更なる調教が必要かな?と
武郎は電気の延長コードを手にした。
「ひっ!
な、何をなさるんですか?」
「ほらあ、また、口ごたえをする
そんなに僕のすることを拒むのなら
これで終わりにしてもいいんですよ」
「違うんです!
どんなことをしていただけるのかと
ワクワクして尋ねてみただけなんです」
延長コードを首に巻いて絞殺されるのか?
ならばそれでもいい。
愛する男の手で殺められるのなら
女として本望だわ。
咲希は武郎に身を任せて静かに目を閉じた。