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調教物語~ある男の性癖~
第11章 大槻のアプローチ

「金沢さん、住所を教えてください
ナビでルート案内させますから」

大槻にそう言われたが
咲希は「○○区の…」と言いかけて
そこから先を教えるのを躊躇してしまった。

住所はナビに履歴として残ってしまう…
それは大槻に
居住を教えてしまうことになるからだ。

咲希が住所を教えるのに
口ごもっているのを察知して

「あ、心配しないでください
住所を知ったところで
ストーカーとかしないですから
それにもしストーカーをしたければ
会社のパソコンで調べることができますから」

それもそうだと咲希は思った。
現に咲希も会社のパソコンで
武郎の住所を調べたのだから。

「あ、ごめんなさい…
別にそういう意味じゃ…」

咲希は大槻を疑ってしまったことを恥じた。
そして住所をちゃんと大槻に教えた。

「ありがとうございます
僕を信頼してくれて…」

二人を乗せた車は
ナビに案内されて夜の街を疾走しはじめた。

少しばかり気まずい空気が流れはじめたので
音楽でも聞きますか?と
大槻はオーディオに切り替えた。

知らない曲だったけれど
ドライブするには快適な音楽で
咲希は大槻がいい趣味してるなと感じた。

「金沢さん…
言いにくいことを聞いてもいいですか?」

沈黙がいたたまれなくなったのか
大槻が重い口を開いた。

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