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調教物語~ある男の性癖~
第11章 大槻のアプローチ

「はい、何ですか?」

「その手首のアザ…
それって縛られた跡ですよね?」

大槻の問いかけに
咲希はどう返答していいのか困った。

「あ、勘違いしないでください
そういうプレイが好みであろうとも
僕は金沢さんを嫌いになりませんから」

「いえ、そんな…プレイだなんて…」

「そういう行為を受け入れる金沢さんも好きです
知らなかったでしょうけど
あなたがうちの部署に配属されてから
僕はずっとあなたを好きだったんです」

しらっと告白する大槻に
咲希は何と言えばいいのか返答に迷った。

「金沢さんが、
どなたかとお付き合いされているのは
薄々気づいてました。
でも、自分の心に正直でいたいので
あえて言わせてください
…あなたが好きです」

交差点で信号が赤になったので
車を停止させると
大槻は身を乗り出して咲希にキスをした。

不意をつかれたので
抵抗することも出来ずに
咲希は大槻の唇を受け止めてしまった。

「すいません…
不埒な真似をしてしまいました…
でも、これで満足です
きっぱりとあなたを諦めますから…」

「諦めるだなんて…」

そう言ってしまってから
今の発言が
大槻に微かな望みを抱かせてしまった事を
咲希は思いもしなかった。

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