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調教物語~ある男の性癖~
第14章 恋敵

就業時間がやって来たが
咲希は部長から残業を言い渡されていた。

この二,三日というもの
ずっと定時に終わらさせていただいていたので
断わるに断れなかった。

咲希は武郎と大槻に
それぞれ残業のために今夜は会えないと送信した。

『仕方ないですね
では、今夜は仕事を頑張りなさい』

武郎からは快諾の返信がすぐに届いた。

でも、大槻からは「わかった」という素っ気ない返事だった。

『なによ!一回寝たからと言って
もう彼氏面なの?』

どちらにも会えないとなると
咲希の下半身は疼いた。
こうなりゃ早く仕事を終えて
家でオナニーでもしなきゃやってられないわと思った。


「彼女、何ってメール打ってきたん?」

「今夜は残業だってさ」

大槻と加菜恵は洒落た日本料理店で
旬の肴で日本酒を傾けていた。

「そやろ?あの子、
わりと覚めたとこがあるさかいに…」

ささっ、もう一献いかが?
加菜恵は大槻に盃を勧めた。

ほどよく酔いが回ってきた頃、
加菜恵は本題に入った。

「なあ、大槻さん、
あんた、金沢さんと付き合っているんやろ?」

「ええまあ…」

「羨ましいなあ…
うちも大槻さんみたいなええ彼氏が欲しいわ」

酔いに任せて加菜恵は大槻の肩に頭を乗せた。

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