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調教物語~ある男の性癖~
第15章 レイプ
「待ってて…
今すぐ開けますから」
眠気で思考回路が働かない。
無防備にも、咲希は何気なく解錠してしまった。
ドアを少しだけ開けた途端、
ものすごい力でドアは外側へ引っ張られた。
「えっ?」
戸惑う間もなく黒い人影が飛び込んできて
咲希の口をハンカチで押さえて羽交い締めにした。
『だ、誰?!』
咄嗟の事で咲希は何がなんだかわからなかった。
ただひとつ、自分を羽交い締めにしているのは
大槻でも武郎さまでもないということだった。
「おとなしくしてりゃ命は取らないよ」
咲希の頬に冷たいものが押し当てられた。
俗に言われるサバイバルナイフと呼ばれるもので
その切っ先は咲希のこめかみに当たっていた。
「お願い!命だけは助けて!」
ハンカチで口を押さえられているので
そのように懇願したが
黒ずくめの男には反抗の声をあげたと勘違いした。
「おとなしくしろって言ってんだよ!!」
怖くて体がすくんで何も出来ない咲希の手を取り
男は持ってきた結束帯で
あっという間に咲希の手の自由を奪った。
「あんた、抱かれたいんだろ?
そうなんだろ?」
男に引きずられて
咲希はベッドに押し倒された。
男は咲希の口に押し当てたハンカチを丸めて
咲希の口の中へおもいっきり押し込んだ。