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調教物語~ある男の性癖~
第16章 蝶の女との再会

案外と経験してしまうと呆気ないものだなと
武郎はがっかりした。

「よし、佐智子、
もうバスタブの縁から降りてもいいぞ」

そのように命じても
佐智子は動こうとはしない。

「ん?どうした佐智子?」

「ご、ご主人様…
出ちゃいそうなんです」

佐智子は脂汗さえ顔に浮かべている。

「出る?まだ出るのか?
もう飽きたからいらないよ」

そう言ってやっても
佐智子は首をブルブルと横に振って
苦悶の表情を浮かべる。

「ち、違うんですご主人様…
大きい方が出ちゃいそうなんです…」

そう告げると、
佐智子は顔を真っ赤にして泣き出した。

「ふん。そんな事か…
よろしいトイレに行きなさい」

そのように命じても動こうとはしない。

「ダメ…動くと…出ちゃう!」

放尿を命じられて
イキんだために便意を催したのだろう。
そのうちにお腹がグルグルと言い出した。

「仕方のない奴だな
しっかり見ておいてやるから
そこで排便しなさい!」

面白いショーが見れると、
武郎は再び佐智子の股間を見上げるように
仰向けに寝た。

「いや!イヤよ!見ないでください!!」

佐智子は武郎の視界を塞ごうと
手を開いて股間を隠そうとする。

「見てやると言っているんだ
見せなさい!!」

武郎に一喝されて
泣きながら佐智子は手を武郎の視界から外した。




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