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第17章 男なら誰でも食っちゃうママ

寺嶋は女の腋から手を差し込んで
横に流れてしまっている乳房を
胸の正面へともちあげて
タプタプと揺らしてみた。
乳房が波紋を残すかのように波打ち卑猥さを増した

寺嶋は女の乳首を摘まんだ。
暗がりで乳首を吸ったときも感じたが
乳首が異様にデカイ！
おまけに黒くてどれだけの男に吸われてきたんだ？と
彼女の性の遍歴を知りたくなってしまう。

女遊び慣れしている寺嶋は
そんな無粋な事を聞くつもりはなかったが
彼女を抱いた男の人数は数えきれないのだろうなと推測した。

さあ、いよいよ綺麗なお顔をカメラに納めさせてもらおうか！
まずはこの目でしっかりと拝ませてもらおう。

「ほら、いい加減あきらまて
顔から手を離せよ」

そう促してみたが
一向に手を離す気はないようだ。
ならば、力ずくで引き剥がしてやるか。

寺嶋は左手で彼女の右手の手首を掴み
捻りあげるように引き剥がした。

引っ張られるだけならば
彼女も何とか耐えただろうけど
捻られればひとたまりもない。

こうして易々と寺嶋は彼女の右手を引き剥がした。

「いやっ！見ないで！！」

彼女は顔を背けたが
寺嶋はしっかりと彼女の顔半分をしっかりと見てしまった。

「あ…あんた…さっちゃんじゃないよな？
あんたは…ママさんか？」

寺嶋の脳裏に
この店で水割りを作ってくれていた
年増の女の姿が甦った。