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調教物語~ある男の性癖~
第20章 転勤
結局、新幹線が京都を過ぎて
軽快な音楽と共に『まもなく新大阪です』と
アナウンスが入るまで
手を繋いで離してくれなかった。
武郎はトイレに行きたかった。
決して尿意を催したからではない。
手を繋がれて
甘い香りの香水の匂いを嗅ぐうちに
『この高慢ちきな女をベッドにねじ伏せて
ロープでキリキリと締め付けてやりたいな』と
思ったら
予期せぬ勃起が始まって
トイレで無理やり放尿して鎮めてやりたかった。
だけども、窓側に座らされたものだから
どうしても席を立つわけにも行かず
とうとう新大阪まで勃起したままとなった。
改札を抜けると
「トイレに行きます」と
慌てて駆け込んだ。
ズボンからペニスを解放してやると
血管を浮き上がらせてフル勃起してしまった。
隣の小便器に立ったオヤジが
武郎の股間を覗き込んで
「兄ちゃん、昼間っから元気やな」と
ニヤニヤしていた。
『ふう~…、とんだ恥をかいてしまった』
無理やり放尿すると
勃起はなんとか萎んでくれたので
ホッとして彼女の元へ戻った。
「もしかして、ずっと我慢してたの?」
トイレに駆け込んだものだから
よほどの尿意があったのねと
変に心配してくれた。