この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
調教物語~ある男の性癖~
第20章 転勤

「いえ、本日は
今後赴任いたしますと言う挨拶だけですので」

お二人が来てくれることになって
ここも活気が出るかもしれまへん。
どうぞ、よろしゅうお願いしますわ

調査ではなく挨拶だけとわかると
喋るだけしゃべって
「ほな、仕事がありますよって」と
支社長はそそくさと姿を消した。


「あんまり歓迎されてないみたいですけど?」

会社を後にして
俺はこれからの仕事のやりにくさに
ため息をついた。

「でしょう?
だから、私、あなたを引っ張ってきたのよ」

「えっ?」

実のところ、異動を命じられたのは
彼女一人だったのだ。

それを武郎と一緒でなければイヤだと
駄々を捏ねたらしい。

「ふう~っ…ホントに貴女って人は…」

こっちはそのために
咲希と加菜恵という飼い犬を
残して来なければならなかったのだと
少しだけ腹立たしく思った。



「長旅で疲れちゃった…
賃貸探しは後回しにして
取り敢えずホテルにチェックインしましょうよ」

まあ、キャリーバッグを
ゴロゴロ転がして異動するわけにも行かず
武郎もその方が良さそうだなと
異論はなかった。


「ツインで良いでしょ?」

ホテルのフロントで部屋を頼むと
生憎と満室に近い状態で
否応なしに一部屋だけを借りることとなった。

/498ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ