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調教物語~ある男の性癖~
第3章 擬似セックス

「気持ちいい思いをしたんだから
もういいでしょ!」

再び勃起し始めたペニスから手を離して
今度はマジで帰り支度を始めた。

「なっ!延長料金を払うよ!
だからサービスして内緒で一発やらせろよ」

武郎は、どうしてもこの女のおまんこに
イチモツをぶちこみたくなってきた。

「ちょっと!
あんたさあ、デリヘルを売春と間違ってない?
こんな端金(はしたがね)で
私とおまんこできるとでも思ってるの?」

ユリアはスマホを取り出すと、
どこかへ連絡をした。

「あ、私、ユリアですぅ~、
ちょっとマジうざい奴がいるんだけどぉ」

通話を終えると
ユリアは武郎を睨んで
「悪いけど事務所に通報させてもらったわ
世の中そんなに簡単に女とおまんこ出来ると思わないことね」

捨て台詞を残してドアから出ていこうと
ユリアはロックを解錠した。

帰してなるものかと
武郎はユリアの手をとって
ドアから出ていくのを阻止した。

武郎がユリアを押し倒すのと
ユリアがロックを解錠したドアが開いて
男が飛び込んでくるのがほぼ同時だった。

「お客さんよぉ、
本番はご法度って知ってんだろ?」

男はユリアにのし掛かる武郎を引き剥がすと
武郎の股間めがけてかなり強い蹴りを入れた。

「んごぉ!」

激痛に腹の底から呻き声をあげて
武郎はその場に崩れ落ちた。

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