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調教物語~ある男の性癖~
第22章 シェアルーム
「よいしょっと」
武郎が積み上げられている体育マットを一枚
床に投げ落として広げた。
埃臭い匂いが一気に立ち込めた。
灯りがあれば
かなりの埃が舞い上がっているのが見えただろう
武郎はマットの端に寝転ぶと
マットの縁を持って自らぐるっと転がった。
マットにくるまれた武郎が
「さあ、準備万端だ」と
岩下裕美子の足元で囁いた。
「準備?いったい何をするの?」
「俺はなにもしない、君がするんだよ」
言っている意味がわからない。
「さあ、俺を虐めてくれ
スカートをめくりあげてショーツを脱いで
俺の顔面に腰を降ろすんだ」
「えっ?クンニしようというの?
そんな格好で?」
「違う!
俺の顔の上で放尿してくれ!
俺はソレを飲み干すから」
「そんな変態みたいなこと、
出来るわけないじゃない!」
「頼む!放尿してくれ!
ここからもう一度やり直したいんだ!」
命令というよりも
それは懇願に近かった。
惚れた男の願いならば叶えてあげたい。
言われたように裕美子はスカートを捲って
ショーツを脱いで武郎の顔の上にしゃがみこんだ。
「さあ!思いっきり俺の顔を便器に見立てて
おしっこをしてくれないか」
そんな…
顔の上に放尿?
裕美子の理性が働いて
黄金のシャワーは思うように出てこなかった。