この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
調教物語~ある男の性癖~
第4章 総務の咲希さん

「すいませんね…
股関節をやられちゃいまして…」

武郎は咄嗟に関節炎だと誤魔化した。

「まあ!そうでしたの…」

そうとも知らずに歩かせてしまってすいませんと
彼女は律儀に頭を下げた。

「何のご用でしょうか?」

用件を済ませて、さっさと帰ってほしかった。

「あ!そうそう。
実はですね、前々から伝えていた健康診断の
申し込み用紙なんですが…
明日、提出日なんですよ
椎名さん、二,三日お休みされると聞いたんで
申し込み用紙をいただきに伺いました」

「それはそれは律儀にすいませんねえ」

武郎は手渡された申し込み用紙に
ささっと署名捺印して彼女に手渡した。

それでは失礼しますと
彼女が部屋を出て行く瞬間、
グウ~っとかなり大きな腹の虫が鳴った。

「ははは…すいませんねえ…
股間が痛くてずっと寝ていたので
朝から何も食っていなくて…」

武郎は何気なくそう話すと

「まあ!それは大変ですわ!
私、何か作らせていただきますね」

いえ、結構ですと断ったのだが
彼女は「お邪魔します」と断りを入れて
そそくさとキッチンに入り込んだ。

「あら!冷蔵庫が空っぽ…
私、何か買ってきます
すぐに戻って来ますから
鍵は開けておいて下さいね」

そう言うと彼女はいそいそと外へ飛び出した。


/498ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ