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調教物語~ある男の性癖~
第24章 大阪の女

「ダメ!逝くッ!!」

岩下裕美子の体が硬直して
四肢を小刻みにブルブルと震わせながら
岩下さんは絶頂に達した。

そのタイミングで通路の向かいの席の熟女も
「あうっ!!」と小さな声を漏らして
ガクッとうなだれた。

『ほう…短時間で逝ったんですね
逝きやすい体なんだな』

自分の指で慰めなければいけないとは
熟女さんには申し訳ないことをしたなと
武郎は自分の淫乱さを心の中で詫びた。



そうこうするうちに
新幹線は京都に着いた。
あと15分もすれば新大阪駅に到着する。

「どうします?
このまま支社に直行しますか?
それともラブホテルでご休憩なんてどうですか?」

「なにバカなことを言ってるの
アチラでは私たちの到着を待っているのよ
ONとOFFの区別は大事よ」

武郎の指遊びを堪能した岩下さんは
すでに仕事モードとなっていた。

まあ、焦らなくとも
今夜からはシェアルームという名の
同棲生活が始まるのだ。

これから先、
抱きたくなればいつでも抱けるのだから
ガツガツする必要もないかと
武郎は再び硬さを取り戻しつつあるイチモツに
『もう少し待っていろよ』と言いくるめた。


新大阪駅の改札を出ると
二人の姿を見つけた小柄な男が走り寄ってきた。

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