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調教物語~ある男の性癖~
第24章 大阪の女
「君こそ男の扱いに
慣れているんじゃないのかい?」
「お酒に酔っているからよ
私、こんな淫らな女じゃないもの…」
「酒のせいでも何でもいいさ
男と女がセックスをするのに
理屈なんていらないよ」
部屋に入室すると
待ちきれなかったんだよとばかりに
武郎は彼女の胸を揉んだ。
「待って…
シャワーを使わせてほしいわ…」
武郎としては
そのままベッドに押し倒して
半ばレイプ気味に
森川愛弓を犯したい衝動に駆られたが、
飢えた野獣の本能をグッと堪えた。
「じゃあ、一緒にシャワーを浴びるかい?」
「いやよ…恥ずかしいもの…」
初めて肌を重ねる男相手なのだから
丁寧に体の隅々まで洗いたいのだろうと理解して
「それなら、どうぞお先に」と余裕を見せた。
ソファに座り冷蔵庫から取り出したビールを
コップに注ぎながら
脱衣を始めた森川を観賞する。
脱がしてやりたい衝動に駆られたが
やけに手慣れた男だと思われるのも嫌なので
「脱がしてくださらないの?」と
彼女が言わない限りソッとしておく事にした。
それにしても見事なプロポーションだ。
彼氏がいないなんて
俺に興味を持たせるための嘘かもしれない。
こんないい女を上昇志向の強い営業部の連中が
指を咥えて見てるだけの筈はない。