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調教物語~ある男の性癖~
第26章 奇跡の再会

店を出てから
早速、スーツのポケットから
いただいたコースターを取り出し、
書かれている番号へスマホから連絡を入れた。

すぐさま通話できない旨の音声が流れた。
当然だ。
接客の真っ最中なのだから
電話を受けることなど出来ないだろう。

「もしもし、武郎です。椎名武郎です。
この着歴番号が俺の連絡先です
時間のある時に折り返しお電話ください」

そのように録音メッセージを残して通話を切った。


さて、すっかり遅くなった。
裕美子がカンカンになって怒っているだろう。

武郎は大通りに出て
タクシーを捕まえて帰途についた。


部屋に帰りつくと
照明がすべて消されていた。

『先に寝てしまったか…』

まあ、起きて待っていて
嫌味をガンガン聞かされるよりはマシか…

武郎は酔いざましの水をコップ一杯だけ飲んで
服を脱ぎ捨てて浴室に向かおうとした。

その瞬間を見計らうように
パッと部屋の照明が灯った。

「ずいぶんとお早い帰宅なのね」

やれやれ…
やはり嫌味の小言を聞かされるハメになったか…

「食事会のあと、
二次会でバーに寄って二杯だけ飲んで帰ってきた」

「ふ~ん…てっきりいやらしい店で
抜いてくるのかと思ったわ」

でも、ホントに抜いていないか
確かめさせてもらうわね

裕美子はそういうと
武郎の前にひざまづいて
ふにゃふにゃのペニスを舐めはじめた。


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