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調教物語~ある男の性癖~
第26章 奇跡の再会

「ええ、もちろん買ってきたわ
それも一番薄い奴よ」

裕美子はそう言って
枕の下からコンドームの箱を取り出した。

『おいおい、準備万端じゃないか…』

いそいそとコンドームの箱を開ける裕美子を尻目に
武郎はベッドにごろりと横になった。

やけにゴワゴワするのでシーツを捲ってみると
準備のいいことに防水シーツも敷かれていた。

「気がついた?
それを敷いておけば
大洪水になっても安心でしょ?」

そう言いながら裕美子は
コンドームの袋を二つ枕元に並べた。

「コンドーム…ひとつでいいんじゃないか?」

「一発で終わらないのは
あなた自身が一番わかってると思うけど」

確かに裕美子はいい女だ。
だが、いくら美味しいからって
毎晩同じおまんこじゃ食傷気味になっちまう。

「あら?少し萎んじゃった?
大丈夫よ任せてね」

そう言って裕美子は
強度が減ったペニスにしゃぶりついた。


裕美子にしゃぶらせながら
久しぶりに再会した佐智子の事を思い出していた。

『地元の大阪に帰ってきて気楽になったのか
東京で抱いたときより艶っぽくなっていたなあ』

あいつを相手に再び緊縛したい欲求が芽生える。

そんな妄想をしていると
裕美子の技巧に関係なく
ペニスに再び強度が甦ってきた。




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