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調教物語~ある男の性癖~
第27章 岩下裕美子の過去

野蛮だと感じた新沼秀樹の言動が
付き合っていくうちに
天真爛漫な明るさなんだと
ポジティブに捉えられるようになった。

新沼に引っ張られるように
裕美子もまた化粧をするようになり
以前とは別人のような明るい性格に変わった。

もともと相性のよい二人だったのだろう。

深い関係になるのに
さほど時間はかからなかった。


夏の真っ盛りの午後、
新沼の部屋で裕美子は乙女を散らした。

どちらから求めるわけでもなく
ベッドでじゃれあっているうちに
自然と男に胸を揉まれた。

「ちょっと、やめてよぉ」

拒む台詞を口にした裕美子だったが
男の手によって胸を揉まれるというのが
こんなにも気持ちいいとは思いもよらなかった。

「俺、お前とセックスがしたい…」

嘘のつけない真っ直ぐな性格の新沼に
裕美子も惚れていたが
このときばかりはストレートにではなく
もっとオブラートに包んだような口説き文句が出来ないものかと思った。

「イヤかい?」

「イヤじゃないわ…
初めての相手は秀樹がいいと思ってたし…」

裕美子の許しをもらえた新沼秀樹は
大胆に押し倒してきた。
ボフッと倒れこんだ万年床のベッドのカビ臭い香りが、何だかとても興奮する匂いに思えた。

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