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第27章 岩下裕美子の過去

「もっと下って…ここ？」

亀頭が裕美子の尿道口を叩く。

「ううん…もっと下…」

えっ？どこだよ！

焦る新沼は必死になって
裕美子の膣前庭を叩いていた。

裕美子としても
早く男を迎え入れたくて
ちんぽを握ると膣口目掛けて
ぐいっと下方に軌道修正させた。

たちまち「ぐちゅ…」と正真正銘の入り口を捉えた。

「そこよ！来て！お願い、私を女にしてぇ！」

新沼にしても挿入を焦らすつもりはなかった。

射精が近い。
一刻を争う。

そのまま渾身の力で腰を突きだした。

ジュポッ…

ちんぽになんとも言えぬ心地よさが伝わってくる。

気持ちいい！！

新沼の快感とは真逆に
裕美子にはとんでもない激痛が訪れた。

「痛っ！！！」

のし掛かってくる新沼を
突き飛ばしたくなる衝動に駆られる。
それでも、女ならば誰しも耐えなければいけない痛みなのだと歯を食い縛って我慢した。

「気持ちいい！気持ちいいぞ！！」

痛みに耐える裕美子にお構いなしに
新沼はガンガンに腰を振って突いた。

快楽に溺れる新沼には避妊という感覚はなかった。

本能のままに
欲望のままに
生まれて初めて精液を女の子宮にぶっかけた。

射精を終えて抜け出たペニスを追いかけるように
白い精液と女になった証の鮮血が
裕美子のおまんこから垂れていた。