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調教物語~ある男の性癖~
第4章 総務の咲希さん
部屋に入るなり
咲希は武郎に抱きついてきた。
まったく…
こんな貧相な顔立ちの
俺のどこがいいと言うんだか…
咲希は武郎の顔を見上げて
目を閉じた。
『こ、これって…キスのおねだりか?』
金沢咲希と言う女に興味はないものの
女にここまでしてもらうと
武郎のスケベ心がムクムクと頭をもたげてくる。
いや、心だけではなく
スケベの化身ともいうべき男性自身も
活発になりだした。
性欲バリバリの男が
二日間の禁欲で
今は誰でもいいからセックスがしたくなってきた。
『キスしてもいいと言うのなら
させてもらおうじゃないか』
武郎は咲希のおねだりに応えるかのように
優しく口づけをした。
「うふん…」
まさかキスをしてもらえるとは
思っていなかった咲希は
甘い鼻息を吐いた。
唇を重ねてしまうと
武郎のスケベ心は暴走し始める。
咲希の背中を抱いた手は
静かに腰へと滑り降りて
やがて見事なヒップの丘を撫で回し始めた。
「嬉しい…」
唇を重ねたまま
咲希が喜びの声を上げた。
こうなると武郎の暴走は止まらない。
右手で咲希の尻を揉み、
左手は柔らかな乳房を鷲掴んだ。
「好き…武郎さんが大好き…」
キスをされて体をまさぐられながら
咲希は我慢できないとばかりに
体をクネクネさせ始めた。