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調教物語~ある男の性癖~
第4章 総務の咲希さん

スカートを捲り
ショーツ越しにヒップを触る。

スカートの上からではなく
ショーツ越しとはいえ
ひとつステップアップされて
咲希の悶え方が激しくなってゆく。

「ベッドに行くかい?」

そう尋ねると
その言葉を待ってましたとばかりに
咲希は大きく頷いた。

咲希はセックスに対しては貪欲なようで
自ら武郎の手を引いてベッドに向かう。

万年床のベッドなので
色気もなにもあったものではないが
咲希はお構いなしに
ベッドに大の字に寝転がると
「来て…」と武郎を挑発した。

この女と恋愛ごっこをする気はさらさらないが
食べてもいいと体を投げ出してくれるのなら
喰わないわけにはいかない。

「脱げよ」

武郎はベッドに寝て目を閉じて待っている咲希に
冷たく言い放った。

「脱がせてくれないの?」

「そういうの面倒なんだよ」

咲希としては武郎に気に入ってもらおうと
起き上がると自ら脱衣を始めた。

それを眺めながら武郎も服を脱いでゆく。

「ブラとショーツぐらいは
あなたの手で脱がせてほしいわ」

きっとお気に入りのボディが拝めるはずよと
咲希は妖しく微笑んだ。

「仕方のない奴だな」

そう言いながらも
同じくパンツだけは女に脱がせてもらおうと
武郎もパンツ一枚だけの姿でベッドに乗った。

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