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調教物語~ある男の性癖~
第28章 佐智子との逢瀬

通話を終えると
全身にブルッと震えがきた。

急いで部屋へ戻ると
部屋に消臭スプーレーでもふったのか
アノ独特な香りはすでになく
まるで花畑に足を踏み入れた錯覚に陥る。

裕美子はビールを飲み干して
すでにベッドインして布団にくるまっていた。

武郎も衣服を脱いで下着姿になると
そっと裕美子の横に潜り込んだ。

ベッドの中で脚と脚が触れ合う。

「まあ!すごく冷たいわ
外は寒かったでしょ?
風邪を引いてしまうわよ」

私が温めてあげるわねと
裕美子は優しく武郎を抱きしめてきた。

「すまないな…
俺が君を温めてあげないといけないのに」

アナルセックスを無理強いしたわだかまりは
すでに二人の間にはなかった。

「あなた…もっともっと私を愛してね」
ただし、ノーマルでねと付け加えると
甘えるようにしっかりと抱きついてきた。

そのまま抱き合ったまま
二人は眠りに落ちた。


翌日、いい匂いで武郎は目を覚ました。

いつもはトーストとコーヒーなのに
今朝は珍しくご飯に味噌汁、
目玉焼きに納豆に梅干しといった和食の朝食だった。

「こいつは上手そうだな」

思えば外食ばかりで
裕美子の手料理は初めてだ。

「ねえ、あなた知ってる?
こっちで売ってる納豆ってずいぶん小粒なのよ」

「関西人はあまり納豆を食べないからね
食べやすいように小粒にしてるのかもな」

味噌汁も申し分ない味付けだった。

微かにこのままこの女と所帯を持つのも悪くはないなと武郎は思った。



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