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調教物語~ある男の性癖~
第29章 社内での情事

「午後のスケジュールはどうなっていたっけ?」

愛弓に負けていられないと
武郎はペニスを仕舞いこむと
仕事モードに切り替えた。


「午後三時から立花課長と
ディスカウントショップの担当者さまとの
アポがございます」

「ああ、そうだったね
たぶん社内メールで立花くんから
相手さまに提出する見積書が
届いているはずだからプリントアウトしてくれ」

今、この部屋に誰かが訪問してきても
つい先程までセックスをしていた二人だと
誰も気づくまい。

それほど二人は見事に
ONとOFFを切り替えていた。


約束の時間になると
武郎は立花を引き連れて
大手のディスカウントショップへ出向いた。

向かう途中のタクシーの後部座席で
立花は浮かない顔をしていた。

「どうした?気乗りしないのか?」

陽気な立花を知っているだけに
武郎は心配になって声をかけた。

「本部長…この会社と契約してもらっても
利益が薄いですよ
行くだけ無駄じゃないですかね」

ああ、そうか成績の事を気にしているのだなと
ピンときた。

「なあ、立花、
あの会社、店舗数いくらか知っているか?」

「いえ…」

「近畿圏内だけで100店舗だぞ。
これこそ薄利多売の原点じゃないか」


渋る立花を説き伏せて
相手の担当者と商談を組み合わす頃には
本来の明るい立花に戻っていた。






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