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第31章 再生の時

おまけに永山の男性自身といえば
かなりの貧弱だった。

包茎とまではいかないが
少しばかり皮を被っていた。

裕美子の視線に気づいたのか
「あ～、心配せんでもええ
勃起したら完璧に亀頭が飛び出るよってに」と
自分の手で少しだけ余った皮をムンズと捲った。

ほら、早よ風呂に入らな風邪引くでと
裕美子にブラとショーツを脱げと催促する。

「あの…脱がしてくれないんですか？」

裕美子は自分でも
とんでもないことを口走ったと思った。

「かまへんのか？」

興奮しているのか永山の声が裏返り
ペニスがムクムクと勃ちはじめた。

ええい！もう、どうにでもなれと
裕美子は永山の前に立って目を瞑った。

ブラのホックに永山の指がかかる。

「！！」

心なしか永山の指が震えているのを感じた。

『この人…案外と初心(うぶ)なのかもしれない』

ブラのホックを外すのに手間取ったが
なんとか外れて豊満なおっぱいをさらけ出した。

「綺麗や…あんたのおっぱい、
ほんまに綺麗やなあ…」

まるで美術の絵画を見つめるように
手を伸ばそうともせずに
じっと胸を見つめられた。

「恥ずかしいわ…
そんなに見つめないで早くショーツも脱がせて…」

裕美子は自分のアソコがジュワ～っと熱くなってあるのに驚いた。
武郎のために体を捧げようとしたが
今では永山に抱かれる事に少しだけ期待していた。