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調教物語~ある男の性癖~
第32章 最終章

「ね、今夜は明かりを灯したままシてもいい?」

「別に構わないけど…どうして?」

「せっかく散髪をして男前になったんですから
じっくりとあなたの顔を見たいのよ」

そんなことを言いながら
ハメてしまえば目を瞑って喘ぎだすのにと
なんだか可笑しくなった。

「あ!今、バカな女だと思ったんでしょう!」

「そんなことはないさ」

「嘘おっしゃい、
あなた若い時から人を小バカにしたり
スケベな事を考えている時は
少しだけ口角が上がるのよねえ」

へえ~、そうなんだ…
何だかんだと女って男をよく見ているもんだなと
妙に感心した。

「ほらまた!口角が上がったわ!」
もう意地悪なんだからぁ~、と
武郎のパジャマを脱がして素っ裸にすると
勃起前のペニスにしゃぶりついて
ほんのわずかだけど歯を立てた。

「あっ!今、噛んだよね?」

よぉし!お返しだと
武郎も薫を素っ裸にして
おまんこにしゃぶりつこうとした。

だが、煌々と明かりの灯る部屋で
薫のおまんこを見て
「ほぉ~!」とため息をついた。

もう生理も上がっておばあちゃんよと
薫は言うが
何のなんの、ソコはまだ綺麗で
筆下ろしをしてもらった時のまま
女盛りの美しさを保っていた。

「薫…とても綺麗だ…」

お世辞ではなく本心から出た言葉だった。

「もう!からかわないで!」

拗ねた顔をしたが
頬をほんのりと染めて
乙女の恥じらいを見せた。


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