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調教物語~ある男の性癖~
第4章 総務の咲希さん

不覚にも
あまりに深く逝きすぎて
咲希は失神してしまったのだった。

次に目を覚ますと
すでに次の日の朝になっていて
武郎は髪をセットして
ネクタイを結ぶところだった。

「ごめんなさい!ごめんなさい!」

咲希は裸のままベッドを飛び降りると
出勤準備の武郎の足元にすがりついた。

「おはよう
よく寝れましたか?」

「申し訳ありません!
私、気を失ってしまって…
だから、見捨てないでください!」

泣きわめく咲希に
武郎は身を屈めて彼女を抱き起こすと
「捨てたりしませんよ
あなたは私に尽くしてくれる最高の女ですから」

そう言って咲希を立たせると
モーニングキスですと言って
軽くフレンチ・キスをした。

『優しい…なんて優しい方なんでしょ』

咲希は武郎のためなら
どんな調教も受け入れる覚悟ができた。

「さあ、あなたも用意なさい
同伴出勤と洒落こもうじゃないか」

「えっ?」

見捨てないと宣言しただけでなく
共に出勤してくださるのですか?

これはもう、自分を彼女として
認めてくれたのだと
咲希は大慌てで身支度を整えた。


いつもは不快な満員電車も
今朝は全く苦にならなかった。

いや、それどころか押し込まれて
武郎の腕の中で抱き寄せてもらえて幸せだった。





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