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調教物語~ある男の性癖~
第2章 筆下ろし

「この部屋で待っていてください
シャワーと歯磨きがすんだ頃、
ぽっちゃりの仲居さんが来ます
お客さまは、その仲居と恋仲になるんです
わかりますよね?
売春はご法度ですけど、
恋愛してしまって
セックスするのは当人同士の自由ですから
お客様から頂戴した代金は
あくまでもお部屋のレンタル料です
決してお金で女性を買うわけではありません」

なるほどと思った。

これなら堂々とセックスをしても
違法にはならないわけだ…

シャワーと歯磨きを終わらせると
タイミングを計ったように
「いらっしゃいませ」と女性の声がした。
部屋に入ってきたのは、
そろそろ40代かと言うようなおデブちゃんだった。

『騙された!』

こういう店はチェンジが出来るのかな?
いやいや、文句を言うと
恐いお兄さんが出てきそうだったので
彼はその女で我慢することにした。

「さ、バスタオルを外しなさいよ
フェラしてあげるから」
そう言われて全てをさらけ出したけど
緊張のあまりに勃起しない。

「もしかして…初めて?」
筆下ろしに来る子が多いのよねと
何人もの童貞を喰ってきたわと
女はペラペラとしゃべった。

「さあ、ベッドに横になって…
大丈夫、任せてくれればいいんだから」
そう言うとおデブの女は彼の体の上にのって
いきなり69をしてきた。
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